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2016年7月8日

千葉雅也さん

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千葉雅也さんに初めてお会いしたのは、もう七年近く前になるだろうか。若手研究者を連続で紹介するコーナーに登場していただいた。まだ博士論文を執筆する前で、論文にかける思いを静かに語っていた。それが後に、『動きすぎてはいけない』(河出書房新社)につながっていく。あの時は確か、地下鉄の駅まで自転車で迎えに来てくれたのではなかったか。ミュージシャンを思わせるその風貌は、ジル・ドゥルーズを研究するアカデミシャンのイメージとは少し違っていた。懐かしい日の思い出である。大橋さんと星野さんとは、三年ほど前、法政大学出版局の「叢書ウニベルシタス」の刊行千点突破を機に、小林康夫さんと鼎談をしてもらった時が初対面である(その前に、メールを通じて書評執筆の依頼をしたことは幾度もあったけれども)。編集者をしていると、若い書き手が登場することが、一番嬉しい。彼らの活躍を見ていると、また若い研究者たちにインタビューするコーナーを復活させたいという思いにとらわれるのだった。「人文学崩壊」という声が喧しいなか、地道に研究の道を究めている、次世代を担うべき大学院生はいるのだから。 (A)
2016年7月8日 新聞掲載(第3147号)
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