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2017年6月13日

『黒田泰蔵 白磁へ』平凡社より刊行

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『黒田泰蔵 白磁へ』が平凡社から刊行。A5判136頁・本体2500円。

シンプルな白磁で知られる、世界的陶芸家・黒田泰蔵氏の自伝。
20歳で渡仏、カナダで轆轤と出会い、そして「白磁」を見いだすまでの半生を、兄・黒田征太郎、師・島岡達三をはじめとする多くの出会いや旅の記憶、作品の写真を交えて綴る。
ニューヨーク、カナダ、益子、東洋と西洋、そして現在の伊豆のアトリエに至るまでの長い旅……。
兄の仕事のパートナーであったアートディレクターの長友啓典氏は、小紙連載のエッセイで泰蔵氏とはじめて出会ったときのことをこのように書いている。
伊豆のアトリエ
 “――若干18歳のタイゾーが「パリに行きますねん」と気軽に話してくれた。(中略)「勇気あるなぁ」と感心したこととその一言に唖然とした――(長友啓典「ともかくスケッチ」より)” あとがきで泰蔵氏は「円筒」をこのように表現する。
“「円筒」をあえて言葉に置き換えるなら「ふつうであるもの」。
それは日常では、とても非日常的なものなのだ”そしてこのようなことを考えながら過ごしてこられたのは幸せな人生だったのだと。平凡社TEL:03・3230・6573

この記事の中でご紹介した本
黒田泰蔵  白磁へ/平凡社
黒田泰蔵  白磁へ
著 者:黒田 泰蔵
出版社:平凡社
以下のオンライン書店でご購入できます
2017年6月9日 新聞掲載(第3193号)
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