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文庫日和
2017年6月13日

青年のための読書クラブ 桜庭一樹

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清楚でたおやかな聖マリアナ学園の女学生たち。しかしどんな場所にもはみ出しものはいる。旧校舎の裏の裏、崩れかけた赤煉瓦ビルに異形の少女たちが集う、そこは「読書クラブ」。

「手ひどい醜さ」と優秀な頭脳を持つ妹尾アザミが、ノーブルな容姿に異臭をまとう烏丸紅子を操り、シラノとなって詭計で学園を掻き乱す。創立者聖マリアナの謎めいた生涯や、バブル到来、新興成金の革命派と貴族たちの争い、携帯電話など教師に没収されたあれこれを秘かに取戻してくれる「ブーゲンビリアの君」等五篇のオムニバス。
学園の創設から消滅まで百年間に起きた事件の数々が、暗躍した「読書クラブ」の面々によって、『シラノ・ド・ベルジュラック』『マクベス』『緋文字』『紅はこべ』の物語と合わせ記される。頁を開いてさあ、あなたも読書クラブへ!(二三五頁・五二〇円・新潮文庫nex)
この記事の中でご紹介した本
青年のための読書クラブ/新潮社
青年のための読書クラブ
著 者:桜庭 一樹
出版社:新潮社
以下のオンライン書店でご購入できます
2017年6月9日 新聞掲載(第3193号)
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