本の国へようこそ 第84回 本|書評専門紙「週刊読書人ウェブ」
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本の国へようこそ
2017年6月13日

本の国へようこそ 第84回 本

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本を読んでもおなかはふくれないけれど、ときには、どんなに栄養があるものを食べるより生きるエネルギーを与えてくれる。静かに座っているだけに見えるけど、自分の足でたどり着けないほど遠くへ旅させてくれる。今回は、本や図書館にまつわる絵本を、四冊ご紹介します。
グーテンベルクのふしぎな機械

ぼろきれと骨、まっ黒なススと植物の種からできていて、茶色のコートを身にまとい、金がちりばめられている。さあ、なんだ? 
インクと活字、印刷機を設計して本のあり方を根本的に変えたグーテンベルク。
最初の美しい本が作られる様子を、精妙に紹介する絵本。
としょかんライオン

図書館にやってきたふさふさのライオン。
おはなしの時間が好きみたい。
図書館のきまりを守ってしずかにするなら、明日もきていいと館長。
やさしいライオンは人気ものです。ところがある日「うお~~~」。
ライオンが吼えたのはなぜ? ワクワクがふくらむお話。
エリザベスは本の虫

エリザベスは子どもの時から本の虫。
時間を忘れ寝る間を惜しみ読んで読んで読みまくる。
デートするより本がすき、めあての店は一つだけ。
本はどんどん増え続け、とうとうドアもふさがれて! 
本と生きた人生を、リズミカルな言葉とやわらかな水彩で描きます。
ルリユールおじさん

ソフィーのこわれた図鑑。
「そんなにだいじな本なら、ルリユールのところに行ってごらん」。
こつこつ製本しなおすルリユールおじさん。
修復され、本はまた新しいいのちを生きる。
作者のアルチザン(手職人)への敬意がこもる、パリの街の特別な一日を描く一冊。

銀座教文館
子どもの本のみせ ナルニア国
℡03―3563―0730
◎選書=ナルニア国・菅原幸子さん
2017年6月9日 新聞掲載(第3193号)
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