『いいよ、先生。こどもたちが輝き出したよ。』 『校長先生の話って退屈なものですか?』 宮崎県・鉱脈社より刊行|書評専門紙「週刊読書人ウェブ」
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出版メモ
2017年8月8日

『いいよ、先生。こどもたちが輝き出したよ。』 『校長先生の話って退屈なものですか?』 宮崎県・鉱脈社より刊行

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ひっそりと地方の出版社から出された2冊の本がある。おそらくこの2冊はあまり多くの読者の目には止まらないであろう。
宮崎県立高校の校長を最後に4年間勤めた筆者が、在職中に生徒、保護者、教職員に語りかけた講話を、「[学校に吹く風](1)教職員への通信編」「[学校に吹く風](2)生徒への講話集」としてまとめた。ともすると教育臭プンプン、お説教でうんざりという感じを持ちそうだが読んでみると<こんな先生に巡り合えたらいいな!>と思わせる充実した内容である。
高校生に対しては身近な芸能人の例をあげるなど工夫を凝らし、生徒が耳を傾けるに違いないという話題の中に、きちんと落としどころが考えてあって胸を打つ。
教職員に対しては皆さんの教育は間違っていない、と圧倒的な応援歌が届けられている。先生たちには4年間で84回、生徒には学期の初めや卒業式の機会などの32話がまとめられている。おそらく筆者はここに述べられている内容をじっくりと時間を掛けて準備をしたに違いない。
現役時代は国語の教師だったというだけあって、内容は多方面にわたり文章もすばらしく、現在教職に従事する方にはぜひ読んでいただきたい1冊である。

版元は鉱脈社。宮崎県の歴史や文化を掘り起こして、コツコツと地域に貢献する仕事を地道に続けている熱い出版社である。

(1)『いいよ、先生。こどもたちが輝き出したよ。』(四六判・二四六頁・一六〇〇円)

(2)『校長先生の話って退屈なものですか?』(四六判・二一〇頁・一二〇〇円)

著者=段正一郎(だん・しょういちろう)
鉱脈社 〒880―8551宮崎市田代町263番地TEL:0985・25・1758




この記事の中でご紹介した本
いいよ、先生。子どもたちが輝き出したよ/鉱脈社
いいよ、先生。子どもたちが輝き出したよ
著 者:段 正一郎
出版社:鉱脈社
以下のオンライン書店でご購入できます
校長先生の話って退屈なものですか?/鉱脈社
校長先生の話って退屈なものですか?
著 者:段 正一郎
出版社:鉱脈社
以下のオンライン書店でご購入できます
2017年8月4日 新聞掲載(第3201号)
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