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2017年8月17日

常識に縛られていると見えないもの

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熱帯夜、蒲団の冷たいところを探して転々と寝付けなかった子どもの頃の夏休み、決まって思い出すのは昼間にこっそり見ていた怪奇番組の恐怖体験…という人は結構多いと思う。

被災地でも当初は幽霊を見た人がたくさんいたそうである。確かに知らない人の霊は怖い。でも、それが愛する家族だったら…。
今回は「怪」をテーマに対談を企画した。幽霊は科学的には証明できないかもしれない、だからといって存在しないことの証明にはならないし、そういうこともあるかもしれないと思えた方がなんだか生きやすい。
常識に縛られていると見えないものが本当はたくさんあるんだろう。此岸彼岸のあわいが濃くなるこの時期、亡き人を思い、魂の在り処や人知の及ばぬ世界のことを考えてみたい。 (T)

■関連特集を読む■
奥野修司(『魂でもいいから、そばにいて』)*川奈まり子(『迷家奇譚』)対談 ひとが「怪」をかたるとき
2017年8月11日 新聞掲載(第3202号)
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