『高度成長期の〈女中〉サークル誌 ―希交会『あさつゆ』』 金沢文圃閣より刊行開始|書評専門紙「週刊読書人ウェブ」
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出版メモ
2017年10月31日

『高度成長期の〈女中〉サークル誌 ―希交会『あさつゆ』』 金沢文圃閣より刊行開始

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阪本博志編・解題『高度成長期の〈女中〉サークル誌―希交会『あさつゆ』』【全十巻(八巻・別巻2)】が金沢文圃閣から刊行された。A5判・並製・頁数337頁~367頁・揃価10万円(各巻1万円)分売可。

〈女中〉サークル「希交会」は1954年、朝日新聞「ひととき」欄への投書をきっかけとして結成。〈女中〉による〈女中〉のためのネットワークとして、強い仲間意識で運営され、同会の機関誌『あさつゆ』は18年にわたり刊行された。編者の阪本氏によると、機関誌『あさつゆ』は次の3つの点から貴重な資料だと考えられるという。第一に、本誌には女中の生活記録や手記が多数掲載されており、彼女たちの生活や意識を知ることができる家族社会学的に貴重な資料であること。第二に、本誌には同会の活動が詳細に記録されており、サークル研究においても第一級の資料であること。第三に、希交会は東京で活動していた勤労青少年サークルとも交流の場を持っており、そうした交流の記録も詳細に掲載されていることから高度成長期の勤労青少年研究においても貴重な資料であること。

「「失われた」職業としての女中のサークル、希交会の辿った軌跡は、現代日本の女性労働の現実を映し出す鮮明な鏡ともなっている」(天野正子)
【第一回配本】2017年9月刊(1巻~3巻)、
【第二回配本】2018年3月刊(4巻~6巻)、
【第三回配本】2018年9月刊(7巻~8巻)、
【第四回配本】2019年3月刊(別巻1・別巻2)
金沢文圃閣
TEL076・261・8884(9時半~17時、水・日祝休)/
FAX076・233・3111、
kabumpo@beach.ocn.ne.jp 

2017年10月27日 新聞掲載(第3212号)
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