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2018年1月5日

この時代を生き抜くための有効なツール

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夏目漱石生誕一五〇周年にあたる二〇一七年の終わりに、漱石ゆかりの地で、漱石の『文学論』を鮮やかによみがえらせた本書の対談が実現した。かつて「漱石山房」に集った門下生らのように、これから自分たちが拓いてゆく文学、文学論について語り合うお二人を泉下の漱石も微笑みながら見守っていたに違いない。蛇足ながら本編では触れられなかった巻末の附録のことを。附録1は「『文学論』110年の読解史」(漱石の『文学論』を扱った文献とその箇所を抜粋、年表形式でまとめたもの)、附録2は「『文学論』以降の一般文学論の動き」、さらに附録3として「文学を考え続けるためのブックガイド」を付す。文学を、この時代を生き抜くための有効なツールとして取り返す山本貴光さんの大きな仕事が本書に結実した。 (T)
2018年1月5日 新聞掲載(第3221号)
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