福田 慎一著 21世紀の長期停滞論 日本の「実感なき景気回復」を探る|書評専門紙「週刊読書人ウェブ」
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2018年1月9日

福田 慎一著 21世紀の長期停滞論 日本の「実感なき景気回復」を探る

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21世紀型の長期停滞は、本来の実力より低いGDP水準に加え、「低インフレ」「低金利」状態が長期にわたって続くという特徴があります。

日本政府・日本銀行からは景気の順調な回復が示唆され、「デフレ脱却」が視野に入ってきたとの指摘も少なくありません。確かに、アベノミクス以降、労働市場では人手不足が顕在化し、各種の経済指標は大幅に改善しています。しかし、その一方で、賃金の上昇は限定的で、物価上昇の足取りも依然として重いままです。そしてなにより、多くの家計や企業の間に「景気が本格的に回復している実感がない」という声が根強くあるのです。その背後に、少子高齢化や財政赤字の拡大などの懸念があるからなのでしょう。

本書では、日々高まる経済の現状への閉塞感から脱却するためにも、その原因を丁寧に検証し、根本的な解決策を探っていきます。(1月刊・八〇〇円・平凡社)

この記事の中でご紹介した本
21世紀の長期停滞論 日本の「実感なき景気回復」を探る/平凡社
21世紀の長期停滞論 日本の「実感なき景気回復」を探る
著 者:福田 慎一
出版社:平凡社
以下のオンライン書店でご購入できます
2018年1月5日 新聞掲載(第3221号)
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