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2018年2月2日

不世出の文学者を知るための格好のテキスト

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「澁澤龍彥」という一連なりの文字を見ただけで、あるいはそのひと繋がりの音を聴いただけで、なんとも形容し難い期待と興奮を覚える読者は少なくないのではないだろうか。昨年の世田谷文学館で開催された澁澤龍彥展の盛況ぶりを見ても、没後30年を経てもなおその人を惹きつけてやまない魅力はいまだ衰えることなく続いていることが実感された。

澁澤龍彥ファンは減るどころかむしろ増えているのではないかとすら思えることがある。澁澤がこの世を去ってから、はじめて彼の仕事を知る読者も多い。中にはゴシックロリータ(ゴスロリ)にはまった少女が、好きなものをたどっているうちに澁澤龍彥に行き着いたということもあるそうだ。

今回の『澁澤龍彥論コレクション』は、そんな不世出の文学者を知るための格好のテキストとなるだろう。 (O)
2018年2月2日 新聞掲載(第3225号)
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