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2018年2月9日

さすが多くの人から信頼されている翻訳家ならではの仕事

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〈「トム・ソーヤーの冒けん」てゆう本をよんでない人はおれのこと知らないわけだけど、それはべつにかまわない。あれはマーク・トウェインさんてゆう人がつくった本で、まあだいたいはホントのことが書いてある。〉

これは柴田訳『ハック・フィン』の冒頭部分だが、最初にこの箇所が目に入った時、果たして滞りなく読み通せるだろうかと正直不安になった。ところが、読みはじめてさほどページが進んでいない段階で、そのような危惧はあっという間に消え去ってしまった。むしろこうしたハックの語り方がいきいきと心地よいほどまでに感じられるようになり、500ページを超える作品にも関わらず、あっという間に読み終えてしまった。
さすが多くの人から信頼されている翻訳家ならではの仕事であると、あらためて感じ入った。(O)
2018年2月9日 新聞掲載(第3226号)
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