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2018年4月20日

「2018年本屋大賞」 発表会開催 『かがみの孤城』『カラヴァル 深紅色の少女』

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辻村深月氏(中央)と来場した書店員一同

4月10日、東京の明治記念館で「2018年本屋大賞」の発表会が行われた。書店員がその年一番売りたい本を選ぶ本屋大賞は今年、15周年を迎える。記念の年に大賞を受賞したのは辻村深月『かがみの孤城』(ポプラ社)。以下、2位柚月裕子『盤上の向日葵』(中央公論新社)、3位今村昌弘『屍人荘の殺人』(東京創元社)、4位原田マハ『たゆたえども沈まず』(幻冬舎)、5位伊坂幸太郎『AX アックス』(KADOKAWA)、6位塩田武士『騙し絵の牙』(KADOKAWA)、7位今村夏子『星の子』(朝日新聞出版)、8位知念実希人『崩れる脳を抱きしめて』(実業之日本社)、9位村山早紀『百貨の魔法』(ポプラ社)、10位小川糸『キラキラ共和国』(幻冬舎)という結果になった。
かがみの孤城(辻村 深月)ポプラ社
かがみの孤城
辻村 深月
ポプラ社
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大賞受賞の栄誉に輝いた辻村深月氏は壇上にあがり、受賞の喜びを語るとともに「本屋大賞は書店員さんたちが繋いでくださったバトンのようなものです。全国の書店員さんたちの思いが、私の書いた『かがみの孤城』を本を手にする読者の人たちへ向けてバトンのように手渡してくれたのだと思います。今、うつむいている誰かがこの作品を読み顔を上げてくれたのなら、別のうつむいている誰かにこの本を通して思いを届け、それがどんどん繋がっていく。そうなったらとても嬉しいです」とコメントした。

辻村氏の受賞挨拶に先立ち、前回大賞受賞者の恩田陸氏が登壇。前年の大賞受賞者から辻村氏へエールと花束が贈られ、本屋大賞のバトンがここでも繋がれた。
また、本屋大賞発表会で恒例となった特別企画「翻訳小説部門」の発表も行われ、第1位を獲得したステファニー・ガーバー著『カラヴァル 深紅色の少女』(キノブックス)の訳者・西本かおる氏が登壇し「本書は日本では30代以上の読者が多いのですが、中学生から大人まで幅位広い年代の方々に楽しんでいただける冒険ファンタジーなので、この受賞を機にもっと10代の女の子に知っていただきたいです」と受賞挨拶を述べた。
この記事の中でご紹介した本
かがみの孤城/ポプラ社
かがみの孤城
著 者:辻村 深月
出版社:ポプラ社
以下のオンライン書店でご購入できます
カラヴァル 深紅色の少女/キノブックス
カラヴァル 深紅色の少女
著 者:ステファニー・ガーバー
翻訳者:西本 かおる
出版社:キノブックス
以下のオンライン書店でご購入できます
2018年4月20日 新聞掲載(第3236号)
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