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2016年9月30日

しょこたん秘話

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ご存知かと思うが通称「しょこたん」という呼び名の「中川翔子」というタレントさんがいる。TVの司会をするようになったかと思っていたら、女優さんの道を着々と進んでいる。彼女が海のものとも山のものともつかない頃に出会ったのが15年前になる。正確に言えば生まれる前から知っていたことになるのだが、ご両親とお付き合い頂いていたのが三十数年前になるのだから可成り古い話だ。

お父上の故・中川勝彦さんがまだ慶應義塾大学の学生さんであった。学生バンドがメジャーにデビューするのでCDのジャケットデザインを依頼された。打合せの為に事務所に来てくれた。事務所の空気が一瞬ビーンと張り詰めるタレントさんが発するオーラに包まれた。清潔感のある端正な顔立ちが忘れられない。

お母さんの中川桂子さんとは中川くんとは違った流れでもう少し前から親しくして頂いていた。彼がこうしてデビューしてから3年が経った頃桂子さんから電話があり、青天の霹靂とはこのことか、突然の告白を受けた。「中川勝彦さんとお付き合いしている」という旨のことだった。当時は未だなかった気がするのだが、いってみれば「できちゃった婚」のはしりだと記憶している。二人を知るボクとしては素晴らしいカップル誕生と思い、成長を記録する為を思い「インスタントカメラ」と「バラの花」を贈った。その時の赤ちゃんが「しょこたん」に繋がっていくとは夢々想像することは出来なかったが、先日「ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー」という今まで見たこともない壮大な舞台(オリンピックの開会式・閉会式をイメージして頂きたい)で活躍する彼女を見てこのようなことを思い出した。
2016年9月30日 新聞掲載(第3158号)
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