自由を奪われる恐怖感。だから好きなことをやっている人たち|書評専門紙「週刊読書人ウェブ」
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編集室から
2016年10月21日

自由を奪われる恐怖感。だから好きなことをやっている人たち

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松本哉さんは、二〇一二年の『脱原発とデモ』(筑摩書房)以来二度目、栗原康さんには本紙特集に初登場いただいた。トーク終盤の松本さんの言葉が心に残る。「暴力的なやり方で世の中を変えたら、その後もそういう怖い世界になるんじゃないか」。
自由を奪われる恐怖感。だから好きなことをやっている人たちや自由な場所が少しずつたくさんできて、権力が少しずつ削がれていくのがいいのだと。「こういうふうになったら楽しいんじゃないか、こういう世界を作りたいというのを見せたい」。 
松本さんたちの考える「マヌケ反乱」のやり方を詳しく知りたい方は『世界マヌケ反乱の手引書』を。栗原節が炸裂する『村に火をつけ、白痴になれ伊藤野枝伝』、大杉栄のイメージがひっくり返る『大杉栄伝』もお薦めです。 (T)
2016年10月21日 新聞掲載(第3161号)
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