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漢字点心
2016年11月11日

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出版社に勤めていたころ、読者の方から、「電池」にはどうして「池」が使われているのですか、というご質問をいただいたことがある。そのときには、初期の「電池」はいわゆる「乾電池」とは違って、液体を使っていたからでしょう、といったお答えをした記憶がある。

ただ、最近になって、ダンスホールのダンスをするフロアのことを、中国語では「舞池」と表現することを知った。オペラ劇場などのオーケストラピットのことも、「楽池」と呼ぶらしい。「池」は、液体に限らず、人がたまっている場所に対しても使えるのである。

それはもちろん、比喩なのだろう。だとすれば、電気がたまっているものを指して使うのも、比喩だと考えても差し支えはあるまい。

ところで、今日、「十一月十一日」は、「電池の日」なのだそうだ。その心はといえば、「十一」がプラスとマイナスに見えるから。なるほど、いろんな記念日の決め方があるものである。
2016年11月11日 新聞掲載(第3164号)
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