小さな楽しさや発見が「雑めく」ことに繋がる|書評専門紙「週刊読書人ウェブ」
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編集室から
2016年11月11日

小さな楽しさや発見が「雑めく」ことに繋がる

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十月初旬、谷川さんと柏木さんの対談を八重洲北口から徒歩数分の雑居ビルの三階にある貸し会議室で行った。旧知の仲であるお二人は久しぶりの再会ということで次から次へと話題を変えて終始笑いの絶えない対談となった。対談も終わり、ふと窓の外をみると、向かい側のビルに「鎧紀の国屋」と書かれた窓があり、その室内には確かに鎧が見える。
後日調べてみると「鎧、甲冑、兜、面頬をはじめ時代甲冑関連商品の販売・買取」を行う会社らしいのだが、その時はただただ驚くばかり。こんな東京駅の目の前に鎧屋が!? 
オーダーで甲冑を作ってくれるのかな? などと想像でひとしきり盛り上がる。くだらない、と言えばくだらないかもしれないけれど、なんだか楽しい。この小さな楽しさや発見が「雑めく」ことに繋がるのかな、と思う。「日常礼讃」である。(M)
2016年11月11日 新聞掲載(第3164号)
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