ロシア革命 破局の8か月 / 池田 嘉郎(岩波新書)池田 嘉郎著 ロシア革命 破局の8か月|書評専門紙「週刊読書人ウェブ」
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2017年1月6日

池田 嘉郎著 ロシア革命 破局の8か月

ロシア革命 破局の8か月
出版社:岩波新書
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ロシア革命から一〇〇年――歴史的意義と現代につながる意味を考えます。古い身分制を維持していた「ロシア帝国」から史上初の社会主義国家「ソ連」へ、ガラリと社会を変える契機になったロシア革命は、二〇世紀最大の歴史的事件ともいわれます。後のソ連のイメージからは意外ですが、当初革命をリードしたのはレーニンやスターリンらボリシェヴィキではなく、西欧型の立憲主義的な社会をめざした自由主義者と、かれらを中心とした臨時政府でした。本書では、これまで革命の障害のようにみなされてきた臨時政府に光をあて、一九一七年二月の帝政崩壊(二月革命)から、一〇月の共産党政権成立(十月革命)までの八か月を中心に、新たな社会を模索した人びとが当時に賭けていた思いや挫折をドラマチックに描き出します。ロシア革命には別の道もありえたのです。一九一七年に潰えたもの、新たに生まれたものは、わたしたちの世界につながっています。

この記事の中でご紹介した本
ロシア革命 破局の8か月/岩波新書
ロシア革命 破局の8か月
著 者:池田 嘉郎
出版社:岩波新書
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2017年1月6日 新聞掲載(第3171号)
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