Forget-me-not➂|書評専門紙「週刊読書人ウェブ」
読書人よ、集まれ!

トップページ

特集

書評

連載

コラム

ニュース

読書人とは

Forget-me-not
2017年1月20日

Forget-me-not➂

このエントリーをはてなブックマークに追加
生後間もない僕を抱える母ⒸKeiji fujimoto

1983年9月13日。最後の妊婦健診の時、推定体重3600グラム。いつでも希望があれば好きな日に産ませてあげると言われ16日の予定日に入院することにした。

さて前日15日の夜中、お腹がカチカチに張りっぱなし。16日の午前5時頃から5分間隔で陣痛が来る。6時半、父ちゃんと一緒に病院へ。7時に分娩室に入り、9時半に敬二が生まれる。生まれる少し前、陣痛の痛みが耐えきれない感じになった時、突然破水した。いっぺんに腹の力が抜け、大きな声は出ないが、それでもようやく看護婦さんを呼ぶことができた。すぐ先生も来られる。必死の思いでいきみにいきんで、ようやく敬二が出てきた。「オギャー」良かった元気な子だ。五体も満足の様だ。お腹の上にポンと乗せられ、赤ちゃんは手足をバタバタ。鼻の中、口の中を綺麗にしてもらってヘソの緒を切ってもらっている。良かった。二人目も無事に産んだ。

父ちゃん午後3時40分頃、くすぐったそうな嬉しそうな顔で病院に来る。その後、ばあちゃんと達弥も来て赤ちゃんと対面。達弥、とても不思議そうに見ている。敬二君、よろしくね。

(母の日記より)
2017年1月20日 新聞掲載(第3173号)
このエントリーをはてなブックマークに追加
藤元 敬二 氏の関連記事
Forget-me-notのその他の記事
Forget-me-notをもっと見る >