“元気出して”現場の人たちと一緒に反貧困|書評専門紙「週刊読書人ウェブ」

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編集室から
2017年1月27日

“元気出して”現場の人たちと一緒に反貧困

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年末、山谷の越年越冬の共同炊事に初めて参加した。最初、オジサンたちの輪に入るのには勇気がいったが、作業が始まってしまえばもう気にならなかった。大きなたらいで大量の泥付き野菜を素手でガシガシ洗う。水が冷たいからと誰かがお湯を足してくれる。しゃがんだままの腰が痛い。ドラム缶ストーブに炙られて背中が熱い。誰も何者かを問いたださない。廃材をぼんぼん燃やして、大鍋がぐらぐら沸き立つ。具沢山の熱い汁物は少し塩辛くとてもおいしかった。優しい人たちだと、思った。

「そんなんで毎日暮らせるかよ、人間」「一番生活が厳しい人をぶった切った」。(怒)という記号を付けたいほどの熱量で語られた今回の対談。“元気出して"現場の人たちと一緒に反貧困を考えていきたい。(T)
2017年1月27日 新聞掲載(第3174号)
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