マイナス金利時代のありえない 戸建て賃貸投資術 |書評専門紙「週刊読書人ウェブ」
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2017年2月24日

マイナス金利時代のありえない 戸建て賃貸投資術 

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不動産投資主流のアパート・マンション投資は、さかんにPRされるが、近年は空室もかなり目立っているという。そのアパマン投資に代わるものとして、戸建て賃貸投資が注目を集めていくと提唱するのが、本書著者で株式会社ホームサポート代表取締役の新谷准司氏で、本書でその理由と戸建て賃貸投資の方法をレクチャーする。

冒頭ではアパマン経営の仕組みと現状を解説し、これから予想される問題点を指摘しながら、マイナス金利政策下における、戸建て住宅建築の優位性を述べる。そして第3章で戸建てとアパマンを12項目で比較、第4章で戸建てのニーズを10項目で紹介し、投資対象としてのメリットを伝えながら、同時に住み手の視点からも戸建ての魅力を浮き彫りにしていく。

本書の後半は実践編となる。戸建て賃貸経営の始め方、利回りの想定、事業資金の調達方法、失敗しないためのポイントなど、著者の実績に基づく具体的な方法論は、これから投資をはじめようとしている人に対して強い後押しになる。

巻末には全国の戸建て賃貸物件を扱っている会社の情報を記載。読者と戸建て賃貸投資の関係をより身近にしてくれる。

(リンダパブリッシャーズ刊・四六判/一七二頁・一五〇〇円)
2017年2月24日 新聞掲載(第3178号)
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