平家公達草紙 『平家物語』読者が創った美しき貴公子たちの物語 二次創作の元祖は鎌倉時代にあった!?|書評専門紙「週刊読書人ウェブ」
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新刊
2017年3月3日

平家公達草紙 『平家物語』読者が創った美しき貴公子たちの物語
二次創作の元祖は鎌倉時代にあった!?

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 『平家物語』を読むだけでは飽き足らなかった後世(鎌倉時代)の読者が、そこに描かれなかったもうひとつの物語を、平重盛や維盛、重衡といったオリジナルの登場人物たちを借り、自分たちの思うままに創作した『平家公達草紙』。


現存する三種の『公達草紙』の影印・翻刻・補注・現代語訳と、作品世界の理解を広げるためのコラムおよび資料を付している。


平家一門の暮らしぶりが華やかに描かれたり、没落の道を辿る悲哀、中には今でいうボーイズラブ的要素などもあり、驚きと面白さに満ちた『公達草紙』の姿を浮かび上がらせている。
(A5・二五六頁・一九〇〇円・笠間書院)
2017年3月3日 新聞掲載(第3179号)
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