寺﨑央著 伝説の編集者 H・テラサキのショーワの常識|書評専門紙「週刊読書人ウェブ」
哲学からサブカルまで。専門家による質の高い書評が読める!

▲トップへ

  1. 読書人トップ
  2. コラム
  3. 新刊
  4. 寺﨑央著 伝説の編集者 H・テラサキのショーワの常識・・・
新刊
2017年3月3日

寺﨑央著 伝説の編集者 H・テラサキのショーワの常識

このエントリーをはてなブックマークに追加
「平凡パンチ」「ポパイ」「ブルータス」など若者から絶大な信頼を得た雑誌に関わった伝説の編集者がいた。その名もH・テラサキこと寺﨑央(テラサキヒサシ)。二〇一二年に六九歳で亡くなるまでに編集者として多くの雑誌に参加し、ライターとしても数々の文章を残してきた。本書は雑誌「ソトコト」に連載(一九九九年七月~二〇〇五年七月)した全七三回のエッセイから抜粋し再録。

ひと度ページをめくると文章が次から次へと押し寄せ、その情報の波にまんまと飲まれてしまう。話題は実に多岐。縦横無尽に読み手の脳みそを刺激する。

「ポパイ」などを読んでいた読者は、その語り口に懐かしさを覚え、初見の読者は圧倒され、新鮮に感じるだろう。若者たちの心をぐっと掴んだテラサキ節ここにあり。

(A5判・二一〇頁・一八〇〇円・エンジェルパサーTEL022-385-5080)
2017年3月3日 新聞掲載(第3179号)
このエントリーをはてなブックマークに追加
この記事の中でご紹介した本