第37回日本SF大賞贈賞式開崔|書評専門紙「週刊読書人ウェブ」
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更新日:2017年4月28日 / 新聞掲載日:2017年4月28日(第3187号)

第37回日本SF大賞贈賞式開崔

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4月21日、東京都内で第37回日本SF大賞の贈賞式が行われ、大賞の『WOMBS(ウームズ)』(小学館)の白井弓子氏と、特別賞の『シン・ゴジラ』(東宝)の庵野秀明(総監督)/樋口真嗣(監督・特技監督)/尾上克郎(准監督・特技統括)の三氏にそれぞれ賞が贈られた(庵野氏は欠席)。
白井 弓子氏
 選考委員の講評で代表の高野史緒氏は「白井さんの作品は大変な大ネタで、戦争と妊婦というまったく対極にあるものを結びつけてしまうというSFならではのもので、まだこんな大ネタが存在したのかということに驚いたが、それを最後までまっとうしていた。大きいネタを出してくる人は世の中に結構いるが、本当に最後までまっとうするということはすごいことで、最初の発想を最後まで全うしてやり遂げたことに驚いた。
樋口 真嗣氏
出版状況が厳しい中、連載もまた厳しくなっているようだが、そうした状況に合わせつつ、内容的には妥協しなかった。そして出版社もそれをまっとうさせてくれたということに、読者としても非常にありがたく思っている。

この作品は登場人物の一人ひとりが本当に生きていて、フェミニズムっぽいテーマでもあるのだが、男性が格好いい。そういう細かいところなどいっぱい語りたいところはあるが、語り始めると何を言ってもネタバレになってしまうので、みなさんもぜひ実際に読んで体験していただきたいと申し上げたい。
尾上 克郎氏
 『シン・ゴジラ』は私は五回観ていて、個人的な感想はもちろん山ほどあるのだが、選考委員の一人ひとりの話を聞いていると、評価するポイント、しないポイントというのが非常にバラバラで一番長い間議論したのだが、結局最終的には何らかのかたちで顕彰したいということがみんなの意見から出てきたので、イレギュラーなかたちだが、私たちみんなが評価していることをちゃんとここで表したいということで特別賞とした」と評した。

その後各受賞者も受賞の挨拶を行い、式はパーティへと移行した。
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