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漢字点心
更新日:2017年7月25日 / 新聞掲載日:2017年7月21日(第3199号)

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風邪を引いて、しばらく咳が止まらなかった。それで思い出したのだが、中学生のころ、浅田飴のCMで、「せき」と読む漢字が次々に出てくるものがあった。それを永六輔さんが、「せき、せき、せき……」と淡々と読み上げていって、途中で咳き込みながら、最後は「咳」になって終わる。出てくる漢字は、二十以上。なるほど、「せき」と読む漢字はたくさんあるものだ。

ただ、「赤」「石」「席」「責」「籍」「隻」などの「セキ」は、音読みだ。一方、「咳」の場合、音読みは「ガイ」で、「せき」は訓読みだ。訓読みで「せき」と読む漢字には、ほかにも「関」「堰」があって、ネットで調べてみると、これらもあのCMでは取り上げられていたようだ。

音読みとは、もともとは中国語の発音が変化したもの。一方、訓読みは元からの日本語。あのCMでは、いわば中国語と日本語がごちゃまぜになって登場していたのだなあ、と今更ながら振り返ってみたことだった。
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