鈴木 英治著 蔦屋重三郎事件帖 一 江戸の出版王   ハルキ文庫|書評専門紙「週刊読書人ウェブ」
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更新日:2017年8月1日 / 新聞掲載日:2017年7月28日(第3200号)

鈴木 英治著 蔦屋重三郎事件帖 一 江戸の出版王  
ハルキ文庫

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東洲斎写楽を世に出し、浮世絵で一世を風靡した江戸の版元・蔦屋重三郎。写楽や喜多川歌麿らの浮世絵、恋川春町や山東京伝らの黄表紙、洒落本、狂歌本などを精力的に刊行し、多くの話題作を世に送り出した江戸の出版王・蔦屋にはもう一つの顔が……。  

人気戯作者の朋誠堂喜三二は佐竹家江戸詰の刀番。その佐竹家上屋敷の一室で、家臣の鴨志田昭之進が何者かに胸を刺されて殺されるという事件が起こり、遺体の傍には一枚の絵が投げ出されていました。この絵に、事件の鍵が隠されているのではと喜三二は考えましたが、いくら絵を見ても謎は解けません。そこで絵に造詣の深い蔦屋にこの絵を見せ知恵を借りようと、蔦屋を訪れます。判じ絵と聞き目を輝かせた蔦屋は、絵に描かれた謎を次々に解き明かし、事件を解決に導きます。

しかし蔦屋は表に出たくないと、功を喜三二に譲ります。その結果、喜三二は藩主の佐竹義敦を喜ばせ、留守居助役に出世します。そして新たな事件が起こり、喜三二はその謎を解くことを期待されます。安易に蔦屋に頼ってはいけないと思う喜三二は独自に調査を進めるのですが……。実在の人物を主人公にした、人気作家による書き下ろし新シリーズ、堂々の開幕です。(既刊・六四〇円・角川春樹事務所)
この記事の中でご紹介した本
蔦屋重三郎事件帖 一  江戸の出版王/角川春樹事務所
蔦屋重三郎事件帖 一  江戸の出版王
著 者:鈴木 英治
出版社:角川春樹事務所
以下のオンライン書店でご購入できます
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