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更新日:2017年8月10日 / 新聞掲載日:2017年8月4日(第3201号)

社会は変えられないものではない

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どうせ変わらないと、倦んで諦めてしまっていたのかもしれない。「社会は変わる、決して変えられないものではない」という工藤律子さんの言葉に揺り動かされた。
国内も世界も貧困の構造は変わらない。若者の自己肯定感の低さ、人間の分断、グローバルな絶望感は世界中に蔓延しているのだという。石井光太さんは「貧困という言葉が否定的」だと、「貧困はむしろ関係なくて別の要素によって問題が起きている」。考えなくてはいけないことは山積している。
けれど、「貧困の姿はそれぞれ違う。でも全体構造の方を変えれば、その違いが人間を破壊するまでには至らないようにできるはず(工藤)」。鍵は「人の繋がり」と「考え方の共有」にある。

対談の場に工藤律子さんの事務所をお借りし、写真撮影は篠田有史さんにご協力いただいた。改めて御礼申し上げます。 (T)
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