新しい九龍城砦の創作物|書評専門紙「週刊読書人ウェブ」
マイページで記事のブックマーク!
ログイン
マイページ登録

トップページ

特集

書評

連載

コラム

ニュース

読書人とは マイページ

編集室から
更新日:2017年8月24日 / 新聞掲載日:2017年8月18日(第3203号)

新しい九龍城砦の創作物

このエントリーをはてなブックマークに追加
今回の対談をきっかけに、JR川崎駅から歩いて5~6分の場所にある『クーロンズ・ゲート』をモチーフにしたゲームセンター「ウェアハウス」に立ち寄った。 

重々しげなゲートをくぐった先では、謎の広東語がスピーカーから流れ、周りの壁は錆びてボロボロの鉄板が張り巡らされた内装になっている。怪しげな医院のポスターや落書きが壁のそこら中に描かれ、ディテールへのこだわりがうかがえる。そして、ここもまた巽先生が語った宮本さんの写真から伝播するイメージの創作物であり、九龍城砦あるいは『クーロンズ・ゲート』を再現する際には細部に徹底したこだわりを盛り込みたくなる、そんな作り手の思いが垣間見えた。

今回の写真集をきっかけに、また新しい九龍城砦の創作物が誕生するだろう。次はどんな姿を見せるのか、楽しみである。 (Y)

■関連記事を読む■
宮本隆司×巽孝之 対談載録 今、甦る魔窟 九龍城砦 宮本隆司写真集『九龍城砦』(彩流社)刊行を機に
このエントリーをはてなブックマークに追加
編集室からのその他の記事
編集室からをもっと見る >
文化・サブカル > 文化論関連記事
文化論の関連記事をもっと見る >