人体について知っておくべき100のこと 書評|竹内 薫(小学館)|書評専門紙「週刊読書人ウェブ」
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ここを伝えたい!本の編集者より
更新日:2017年12月11日

見ているだけで楽しく学べるインフォグラフィックで解き明かす人体の秘密
眺め続けてしまう不思議な科学入門書。大人も楽しめる知識の宝箱!

人体について知っておくべき100のこと
著 者:竹内 薫
出版社:小学館
この本の編集者:西堀 靖(小学館編集)
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7月に刊行された『科学について知っておくべき100のこと』『宇宙について知っておくべき100のこと』に続く小中学生向け科学入門書の第3弾。テーマは「人体」です。

シリーズ前作は、読者の皆様からわかりやすいと評判になり、内容的にも良書であるとの高評価。SFコミックの第一人者である漫画家・松本零士先生からも「入門書としてとてもよくできている」とのコメントをいただきました。

科学入門書と名乗ってはいるものの「インフォグラフィック」の効果で堅苦しさは全くありません。

「インフォグラフィック」とは、鉄道の路線図、天気図、道路標識のような簡略図を用いて解説する方法です。ほとんど絵なので読みやすく、難解な理論もすんなり頭に入ってきます。この手法だけで1冊にまとめた本は珍しく、他の類書をみない最大の特長といえます。

本書は基本的に、ひとつの問いかけをし、その答えを絵で解説する一問一答スタイルで構成されています。たとえば、「人が71歳まで生きたとすると一生のうち寝る時間は」→「23年間」というようなやりとりが100テーマ分繰り返され、それを説明する絵でほぼページが埋められています。

その問答に関係しているけれど、説明すると横道にそれてしまうので、あえて取り上げない情報もなかには出てきます。

それらはページのスミにひっそりと書いてありますが、意外にこれが興味深いトリビア情報だったりします。

「天然痘の予防接種となった牛痘に因んで、ワクチンの名前はラテン語の牛(ワッカ)に由来している」など。

こんな面白い事が書いてあるならば、見落としては損だという気持ちが芽生え、最後には補足情報を宝探しするかのようにむさぼり読むようになっていきます。

結果、1時間でも2時間でも眺め続けてしまうのです。

NHK Eテレの『サイエンスZERO』にナビゲーターとして出演しているサイエンス作家・竹内薫氏が訳と監修をされていますから、科学の面白さで満たされているのは疑いようがありません。
一度、この本で知識の宝探しを体験してみてはいかがですか。
この記事の中でご紹介した本
人体について知っておくべき100のこと/小学館
人体について知っておくべき100のこと
著 者:竹内 薫
出版社:小学館
以下のオンライン書店でご購入できます
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