赤塚 隆二著  清張鉄道 1万3500キロ|書評専門紙「週刊読書人ウェブ」
マイページで記事のブックマーク!
ログイン
マイページ登録

トップページ

特集

書評

連載

コラム

ニュース

読書人とは マイページ

新刊
更新日:2017年12月16日 / 新聞掲載日:2017年12月15日(第3219号)

赤塚 隆二著  清張鉄道 1万3500キロ

このエントリーをはてなブックマークに追加
松本清張作品で鉄道が登場する最も有名なものといえば、やはり『点と線』だろうが、それだけではなく、清張作品の中では実に多くの登場人物たちが鉄道を利用し、全国を移動しているのである。本書は自身〈乗り鉄〉でもある著者が、デビュー作『西郷札』から、死後刊行された『犯罪の回送』まで、時代物や評伝、ノンフィクションなどを除いた320編から鉄道に乗る場面を拾い出し、乗った駅、降りた駅、その間の距離を調べ、さらに作品発表順に並べ、複数の作品で線区が重複する場合は初めて登場したものを抽出することで「初乗り」を確定している。その総距離はサブタイトルにもあるように、1万3500キロにも及ぶ。いわゆる〈鉄オタ〉ならではの〈鉄分〉たっぷりの研究書だが。オタクではない読者も十分に面白く読める。「第17回松本清張研究奨励事業研究報告書」に加筆。(四六判・三二〇頁・一五〇〇円・文藝春秋)
この記事の中でご紹介した本
清張鉄道1万3500キロ/文藝春秋
清張鉄道1万3500キロ
著 者:赤塚 隆二
出版社:文藝春秋
以下のオンライン書店でご購入できます
このエントリーをはてなブックマークに追加
新刊のその他の記事
新刊をもっと見る >
趣味 > 旅行関連記事
旅行の関連記事をもっと見る >