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漢字点心
2018年1月9日

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「参詣」「初詣で」のように使い、「お寺や神社にお参りする」ことを表す漢字。ただ、この意味は日本語のオリジナルで、本来の意味は「ある場所へと行き着く」こと。この意味の場合には、「いたる」と訓読みする。

では、そういう意味の漢字にどうして「言(ごんべん)」が付いているのか? もともとは、なにか「ことば」に関する意味を持っていたのではなかろうか。漢文では、特に、身分の高い人のところに行く場合に使うことが多いとなると、なおさらだ。きっと、身分の高い人のところにあいさつに行くとか、何かを報告しに行くといった場合に用いられる漢字だったに違いない。

年末年始に上司の家にあいさつに行く、なんていう風習は、現在の日本社会にも残っているのだろうか。そうでなくても、取引先をあいさつ回りする人は、きっと多いに違いない。そこで、ぼくもごあいさつ。二〇一七年も、たいへんお世話になりました。新年も、よい年でありますように。
2018年1月5日 新聞掲載(第3221号)
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