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2018年1月12日

私ももっと、この問題について知らなければならない

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年末の慌ただしさの中、トランプ米大統領のエルサレム首都承認発言があった。エルサレムが複雑な場所だということは知っていたが、なぜ今アメリカが首都承認や大使館移転と言い出すのかわからなかった。イラン・パペ氏の『パレスチナの民族浄化』は冒頭わずか数ページで、自分の知識不足に愕然とした。
結果、今回の対談は、パレスチナについて初心者からわかるようにご説明いただくこととなった。たったひとつの発言が、世界中を巻き込む火種になる可能性。私たちの住む世界は本当はとても不安定で、バランスがくずれて壊れないように、触れずに放置されていることが多くあるということ。偶然にも1月5日号の「新書を買う」特集では、師岡カリーマ・エルサムニーさんが、臼杵さんの『世界史の中のパレスチナ問題』を選書の一冊として挙げていた。
師岡さんは、自分はアラブ人であるから、けして中立ではない、だから日本の第一人者の研究者である臼杵さんの本を読みたいと言った。けして中立でも公平でもない世界に対して、中立であろうとする姿勢。
私ももっと、この問題について知らなければならないと思っている。 (S)
2018年1月12日 新聞掲載(第3222号)
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