『源氏物語 A・ウェイリー版 第1巻(全4巻)』(紫式部著、アーサー・ウェイリー英訳、毬矢まりえ+森山恵姉妹日本語訳)が左右社より刊行|書評専門紙「週刊読書人ウェブ」
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更新日:2018年1月16日 / 新聞掲載日:2018年1月12日(第3222号)

『源氏物語 A・ウェイリー版 第1巻(全4巻)』(紫式部著、アーサー・ウェイリー英訳、毬矢まりえ+森山恵姉妹日本語訳)が左右社より刊行

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『源氏物語 A・ウェイリー版 第1巻(全4巻)』(紫式部著、アーサー・ウェイリー英訳、毬矢まりえ+森山恵姉妹日本語訳)が左右社より刊行された。四六判・688頁・本体3200円(第1巻)。

約100年前のロンドンで、「源氏物語」はひとりの独学の天才アーサー・ウェイリー(Arthur Waley,1889-1966)によって英訳され、世界中でたちまちベストセラーとなった。本書は、この名翻訳の誉れ高いウェイリー版源氏物語を現代語に再翻訳するもの。光り輝く美貌の皇子シャイニング・プリンス「ゲンジ」と、高貴なプリンセス、レディたちとの胸焦がす恋、愛ゆえの嫉妬、策謀渦巻く結婚、運命の無常といった壮大なストーリーは、1000年のときを超え、現代にも通じる傑作として読者を物語世界に引き込む。本書でウェイリー版源氏物語の訳し直しに挑んだ、姉妹揃って文学少女で幼い頃から紫式部びいきだったという、毬矢・森山姉妹は、訳者あとがきでこのように記している 「もう一度、非力ながら私たちなりに訳し直すことに意味があるのではないか」、「百年前のヨーロッパ文化を潜り抜けた『源氏』を、今一度現代日本に甦らせること。それも詩人である彼の文体を生かしつつ再創造することを目指しました」。

ウェイリーの人物像と時代背景、姉妹が再翻訳に至るまでの経緯はあとがきに詳しい。第1巻は、プリンス・ゲンジの誕生(「桐壺」)から、彼の運命に翳りがさす物語の山場「須磨」「明石」までを収録。(和歌表記監修=藤井貞和、装幀=松田行正+杉本聖士)

左右社TEL:03・3486・6590
この記事の中でご紹介した本
源氏物語 A・ウェイリー版第1巻/左右社
源氏物語 A・ウェイリー版第1巻
著 者:アーサー・ウェイリー
翻訳者:毬矢 まりえ、森山 恵
出版社:左右社
以下のオンライン書店でご購入できます
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