フェミニズム/ジェンダー 批評の現在 現代女性文学を読む 山姥たちの語り 水田宗子・小林富久子・長谷川啓・岩渕宏子・北田幸忠 著|書評専門紙「週刊読書人ウェブ」
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更新日:2018年3月13日 / 新聞掲載日:2018年3月9日(第3230号)

フェミニズム/ジェンダー 批評の現在
現代女性文学を読む 山姥たちの語り
水田宗子・小林富久子・長谷川啓・岩渕宏子・北田幸忠 著

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キーワードとなっている「山姥」は、人を喰い殺すような恐ろしげな存在ではなく、山の中で一人で生き延びてきた女性のことを指し、ここでは「ジェンダー文化の性差規範、女性規範を超越する女性の在り方の原型として」山姥を捉えている。本書では、水田宗子の『源氏物語』から始まる日本の女性文学と山姥的存在の関係を語る序論的な講演を皮切りに、円地文子、津島佑子、角田光代、多和田葉子、林京子、柳美里、石牟礼道子といった現代日本の女性文学者が、「山姥」という、歴史や制度の中に封じ込められずに生きる、ある意味では理想的な女性像に託して何をどのように語り、闘ってきたのかをそれぞれの研究者の視点からひもといていく。

本書は城西国際大学で二〇一五年から一六年にかけて、「〈山姥たちの物語〉Ⅱ 現代女性文学を読む」と題して開催された連続講義をまとめたものである。(四六判・二八八頁・二七〇〇円・アーツアンドクラフツ)
この記事の中でご紹介した本
現代女性文学を読む 山姥たちの語り/アーツアンドクラフツ
現代女性文学を読む 山姥たちの語り
著 者:水田 宗子、小林 富久子、岩淵 宏子、北田 幸恵、長谷川 啓
出版社:アーツアンドクラフツ
以下のオンライン書店でご購入できます
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