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本の国へようこそ
更新日:2018年5月22日 / 新聞掲載日:2018年5月18日(第3239号)

本の国へようこそ 第94回 加古里子

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「だるまちゃん」シリーズなどの愉快な読みもの、緻密で楽しい知識が詰まった科学絵本、伝統行事やあそび考など、五〇〇冊もの子どものための本を作った加古里子さんが、五月二日、九十二歳で亡くなりました。加古さんの本はこれからも、子どもたちのそばにあるでしょう。

過去六年間を顧みて

小学校卒業時にかいた絵日記が本に。
戦時色に包まれた時代に、友だちや先生の姿を生き生き、ほっと心のゆるむエピソードで描き出す。
やさしいまなざし。「思い出聞き書き」や暮らした土地の手書き地図、友だちのアダ名一覧も。
本年三月刊行、絵本作家の源流。

151頁・1600円
偕成社

だるまちゃんと楽しむ 日本の子どものあそび読本

日本の子どもが磨き上げてきた珠玉のあそび七項目一〇九種。
草花はアクセサリーにもすもうにも、笛にも舟にも!いろいろ工作、絵かきうた、広場のあそび、手ゆびあそびに紙あそび、あやとり。全てあそび方のカラー図解つき。読むと、あそび心うずうず。

128頁・1400円
福音館書店

かこさとし からだの本 あなたのおへそ

〈ひとにはかならずおへそがあります。
「わたしにはおへそがふたつあるわ。」それはおへそではなくて あなたのおっぱいです〉。
どうしておへそがあるの?

にわとりにも金魚にも亀にもおへそはありません。人間のお母さんと私のつながり。楽しく謎にせまります。

32頁・1300円
童心社

未来のだるまちゃんへ

幼稚な判断で「軍人になろう」と思い、近視のためなれず「死に残」った自分。必死で探した生きるよすがが「子どもたちのお役に立つ」ことだった。
真摯に語られた自伝とこれからを生きる子どもたちへのメッセージ。
「生きるということは、本当は、喜びです」

270頁・660円
文藝春秋

銀座教文館
子どもの本のみせ ナルニア国
℡03―3563―0730
◎選書=ナルニア国・川辺陽子さん
この記事の中でご紹介した本
過去六年間を顧みて かこさとし 小学校卒業のときの絵日記/偕成社
過去六年間を顧みて かこさとし 小学校卒業のときの絵日記
著 者:加古 里子
出版社:偕成社
以下のオンライン書店でご購入できます
だるまちゃんと楽しむ 日本の子どものあそび読本/福音館書店
だるまちゃんと楽しむ 日本の子どものあそび読本
著 者:加古 里子
出版社:福音館書店
以下のオンライン書店でご購入できます
かこさとし からだの本 あなたのおへそ/童心社
かこさとし からだの本 あなたのおへそ
著 者:加古 里子
出版社:童心社
以下のオンライン書店でご購入できます
未来のだるまちゃんへ/文藝春秋
未来のだるまちゃんへ
著 者:加古 里子
出版社:文藝春秋
以下のオンライン書店でご購入できます
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