NHK大河ドラマ特別展「西郷(せご)どん」 東京藝術大学大学美術館|書評専門紙「週刊読書人ウェブ」
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更新日:2018年6月15日 / 新聞掲載日:2018年6月15日(第3243号)

NHK大河ドラマ特別展「西郷(せご)どん」
東京藝術大学大学美術館

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東京・上野の東京藝術大学大学美術館で、NHK大河ドラマ特別展「西郷(せご)どん」が開催されている。ドラマと連動した本展では、西郷隆盛の生涯を辿りながら、西郷ゆかりの人々や歴史資料、美術品などを通して、その人物像と激動の時代を浮かび上がらせる。開幕前の報道内覧会には、大久保正助(利通)役の俳優・瑛太さんも登場。本展の感想や演じている大久保についての思い入れ、今後の大河ドラマのみどころなども語られた。

開会の挨拶で、東京藝術大学教授の薩摩雅登氏は、本展が上野で開催される意味について、「確かな肖像画が一枚も伝わっていない西郷隆盛のイメージを決定づけたのが、上野公園の西郷隆盛像だが、これは開校直後の東京美術学校(現東京藝術大学)が約九年の歳月をかけ、総力を挙げて完成させた。そういう縁もある」と述べ、本展の構成について、「基本的には西郷隆盛の人生を辿る歴史展らしい構成だが、美術館らしく篤姫所用の薩摩切子など一級の工芸品や美術品、重文指定の二条城の襖絵や西郷隆盛の肖像画も集めた」。本展には、幕府瓦解のきっかけとなった幕末の最重要史料「討幕の密勅」、銅像の制作過程を物語る新出写真まで多くの初公開品が展示されている。
「史実をドラマ化することの面白さを想像しながら楽しんでいただけたら。日本中の大河ドラマファンに見ていただきたい」と語る瑛太さん
本展で音声ガイドのナレーションも務める俳優の瑛太さんは、大久保の肖像画を見て、「実在した人なんだとひしひしと感じる。
彼の風貌や容姿の作り方、史実に残る人間性みたいなものの面白さ、素晴らしさに、演じる上で面白い人だなということを改めて実感した」と述べ、「冷徹なイメージのある大久保利通だが、明治の立ち上げに力を発揮した彼のことをしっかり伝えられるように演じて大久保ファンを増やしたい」と語った。
また、今回の大河ドラマについて、「“女性が描く男のドラマ"を自分なりに面白く感じていた。これから、坂本龍馬(小栗旬)、桂小五郎/木戸孝允(玉山鉄二)、岩倉具視(笑福亭鶴瓶)など、どんどん面白いキャラクターが出てくるので、そこでの化学反応を今から楽しみしていただきたい」と語った。


尚、本展は七月末から大阪歴史博物館、九月末から鹿児島県歴史資料センター黎明館へ巡回する。

会場エントランス

★NHK大河ドラマ特別展「西郷どん」

開催中~7月16日(月・祝)まで、東京藝術大学大学美術館(台東区上野公園12―8)、10時~17時(入館は16時半迄)、月曜休館(※7月16日(月・祝)開館)、観覧料=一般1500円、高校・大学生1000円(中学生以下は無料)

問い合わせは、TEL:03・5777・8600(ハローダイヤル) 
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