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更新日:2018年6月22日 / 新聞掲載日:2018年6月22日(第3244号)

誰もが引き金を握っている状態

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ポール・ド・マンを巡る騒動の引き金となった「読むことの不在」と「差異」への嫌悪感。お二人の話の終盤に出た、過去の遺物ではなく、現在進行系の問題だという現実にそら恐ろしい思いを抱いた。

身近なSNS空間でも「読まずに批判」することが横行し、あちこちで炎上しているのを目撃する。
三〇年前に勃発した事件は特定の言論人が中心となって巷に波及したが、情報発信が容易になった現在は、誰もが引き金を握っている状態だということを肝に銘じねばならないと、今回のトークを聞いて痛感した。

ド・マンには遠く及ばないが、本もニュースもまずはきちんと「読む」ことを大切にしたい。  (Y)
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