エミール・ゾラ著 猫の楽園 ゾラ ショートセレクション|書評専門紙「週刊読書人ウェブ」
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更新日:2018年6月26日 / 新聞掲載日:2018年6月22日(第3244号)

エミール・ゾラ著 猫の楽園 ゾラ ショートセレクション

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亡くなった叔母が遺した、ぐうたらな一匹のアンゴラ猫が語る、憧れていた、家の外へのたった一日の冒険(「猫の楽園」)をはじめ、広告されているものだけを使うことこそ、最先端で安心な暮らしが出来ると信じたがゆえに、悲惨な結末をたどることになった青年のテン末(「広告の犠牲者」)。新妻とともに、田舎からパリに越してきたばかりだというのに、皆に死んでしまったと思われて埋葬されてしまった男の、恐怖ののちに訪れたあまりに切ない結末(「オリヴィエ・ベカイユの死」)など、『居酒屋』や「ルーゴン・マッカール叢書」全20巻などで知られる、19世紀フランスの作家ゾラによる、ホラーやサスペンス、皮肉、ユーモアなど様々な要素が織り込まれた極上の短篇アンソロジー。小学校高学年から読めるように適宜ルビが振られているのも親切な作りである。(平岡敦訳、ヨシタケシンスケ絵、B6判・二二三頁・一三〇〇円・理論社)
この記事の中でご紹介した本
猫の楽園 ゾラ ショートセレクション/理論社
猫の楽園 ゾラ ショートセレクション
著 者:エミール・ゾラ
出版社:理論社
以下のオンライン書店でご購入できます
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