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更新日:2018年7月10日
/ 新聞掲載日:2018年7月6日(第3246号)
おさなごのように 天の父に甘える七十七の祈り
晴佐久昌英
「祈り」には特定の信仰が必要だろうか。
実はそうではなく、赤ちゃんがお母さんに向けて最初に発する「あぶー」といった言葉ではない呼びかけこそが「祈り」の始まりだと説く著者。「祈り」は愛、温もり、優しい言葉によってひとつになる親子の交わりから生まれる。
では大人になったらどのように祈ればよいのか?
神父である著者は「天の父よ!」という言葉を祈りに置換える。赤ちゃんが親に甘えるように、全てを包みこむ「天の」存在と私たちが対話するための七十七篇の祈りを収録する。
本書に著される祈りは身近な事柄を題材にしたものが多い。恋の喜びや辛さを分かち合うもの、病気、孤独といった苦難の悩みや死に直面したときの悲しみの拠り所、誰の心にもある思いを素朴な言葉で書き表す。
そんな言葉を真心と親しみをこめて「天の父」に投げかけることで、それが各人の祈りに換わる。
(B6判・一七二頁・一二〇〇円・女子パウロ会)
実はそうではなく、赤ちゃんがお母さんに向けて最初に発する「あぶー」といった言葉ではない呼びかけこそが「祈り」の始まりだと説く著者。「祈り」は愛、温もり、優しい言葉によってひとつになる親子の交わりから生まれる。
では大人になったらどのように祈ればよいのか?
神父である著者は「天の父よ!」という言葉を祈りに置換える。赤ちゃんが親に甘えるように、全てを包みこむ「天の」存在と私たちが対話するための七十七篇の祈りを収録する。
本書に著される祈りは身近な事柄を題材にしたものが多い。恋の喜びや辛さを分かち合うもの、病気、孤独といった苦難の悩みや死に直面したときの悲しみの拠り所、誰の心にもある思いを素朴な言葉で書き表す。
そんな言葉を真心と親しみをこめて「天の父」に投げかけることで、それが各人の祈りに換わる。
(B6判・一七二頁・一二〇〇円・女子パウロ会)
この記事の中でご紹介した本
「おさなごのように―天の父に甘える七十七の祈り―」出版社のホームページはこちら

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