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更新日:2018年7月17日 / 新聞掲載日:2018年7月13日(第3247号)

77年ぶりに発見された未発表作、遂に刊行 山本周五郎『戦国武士道物語 死處』

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山本周五郎の未発表小説「死處(ししょ)」を収録した小説集『戦国武士道物語 死處』が講談社より刊行。文庫版・272頁・本体560円。

編集後記によると、昨年2017年、神奈川近代文学館で催された「没後50年 山本周五郎展」に資料を出品するために、講談社が資料室や図書室を再調査したところ、一封の古びた封筒が出てきた。封筒の中には、二百字詰めの山本周五郎用箋と印刷された40枚の原稿があり、1枚目の原稿に「死處」という題名と山本周五郎の署名、原稿の欄外には雑誌『富士』の印が押してあり、調べていくうちにこの原稿がどこにも発表されていないことが確認できたそうである。昭和16(1941)年に執筆されたこの原稿がなぜ未発表のまま置かれたかは編集後記に詳しいが、本書を編むにあたり企図して、執筆時期の近い「城を守る者」を巻頭に、「死處」を巻末に配したという。主題を同じくする二作を読み比べてみたい。本書は未発表作「死處」を含む8篇を収録。戦国武将を好んでは書こうとしなかった山本周五郎が、武将たちに仕えた家臣たちの心映えに温かな眼差しを注ぐ、全篇名作時代小説集。

講談社TEL:03・5395・5817
この記事の中でご紹介した本
戦国武士道物語 死處/講談社
戦国武士道物語 死處
著 者:山本 周五郎
出版社:講談社
以下のオンライン書店でご購入できます
「戦国武士道物語 死處」出版社のホームページはこちら
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