「面白いってなあに?」|書評専門紙「週刊読書人ウェブ」
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更新日:2018年7月20日 / 新聞掲載日:2018年7月20日(第3248号)

「面白いってなあに?」

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面白いなぁとワクワクしてどんどん読んだり、しみじみいい本だと感じることは多々あるが、なぜ心がゆすぶられるのか、何が面白い理由なのかは、いつもちゃんと説明できないでいる。
三連休の間に聞いていたラジオで、中村メイコさんが小さいときに、古川ロッパさんに「面白いってなあに?」と聞いたら「究極」と答えたそうだ。
例えばお腹がペッコペコだとか、トイレを漏れそうに我慢しているだとか、究極の人は面白いのだと。
それを聞いて、奥野さん、高野さんの本やお話の面白さもそれが一つにあるのだろうと思った。
「辺境」を巡る旅でお二人は、物理的に日本あるいは文明から遠い国、というだけの意味ではなく、精神的にも最果てに、ロッパ流でいえば「究極」にいるのだろう。
奥野さんの引いた、ニーチェの「大いなる正午」に禍々しいインパクトを受けた高野さん。
この対談を聞いたらますます、お二人の今後の著作や活動が、楽しみで仕方がない。

(S)
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