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本の国へようこそ
更新日:2018年8月21日 / 新聞掲載日:2018年8月17日(第3252号)

本の国へようこそ 第97回 虫

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子どもの頃の夏休みといえば、虫取り網がお供でした。バッタにトンボ、蝶、セミ、クワガタ、カブトムシ。夏の日を浴びて虫たちはその体をつやつやと輝かせます。現代の虫愛ずる姫君、若君へ、大人になって虫と距離の生まれた人たちにも、今回は、夏の虫を楽しむ四冊を紹介します。

セミたちの夏

セミたちの夏(筒井 学)小学館
セミたちの夏
筒井 学
小学館
  • オンライン書店で買う
交尾、産卵から、二ミリ程の透明な幼虫が命がけで土の中へもぐりこむ姿、六年の土の中の暮らし、そして地上へ。
羽化するエメラルド色の体は、夜の間にセミらしくなり、夜明けと同時に飛び立ちます。
命を継ぐセミの一生を、美しい写真で伝える感動的な一冊です。

筒井学写真と文
40頁・1300円
小学館

カブトくん

カブトくん(タダサトシ)こぐま社
カブトくん
タダサトシ
こぐま社
  • オンライン書店で買う
冬の日、森でみつけた大きなカブトムシの幼虫。
夏、サナギは殻を破り土の上へ! 
カブトくんとこんちゃんは仲良しです。
でも「ほんとうは もりに かえりたいんだ」。カブトくんは森にいるのが一番みたいだね。
こんなふうに虫と仲良くなれたら、と思う絵本。

タダサトシ作
40頁・1300円
こぐま社

お姫さまのアリの巣たんけん

虫がすきな姫は今日も昆虫観察。
アリの穴が気になり棒でいじると、小さな老人が飛び出した!仙人の杖で頭をコン、小さくなって穴の中へ。
働きアリはみな女の子、女王アリは一度の結婚で死ぬまで卵を産み続けるんだって。
大人も夢中になれる異世界を知る本です。

秋山あゆ子作
40頁・1300円
福音館書店

世界のカブトムシ

世界中の宝飾品のように美しいカブトムシを紹介。
世界最大のヘラクレスは、前ばねが黄や青の磁器のようにつややかに輝きます。
にこ毛を持つもの、角のかたちが傘、トリケラトプス、ウサギの耳のようなもの、色も形も様々! 
自然の造形美に驚き、魅了されます。

今森光彦著
232頁・3800円
アリス館

銀座教文館
子どもの本のみせ ナルニア国
℡03―3563―0730
◎選書=ナルニア国・川辺陽子さん
この記事の中でご紹介した本
セミたちの夏/小学館
セミたちの夏
著 者:筒井 学
出版社:小学館
以下のオンライン書店でご購入できます
カブトくん/こぐま社
カブトくん
著 者:タダサトシ
出版社:こぐま社
以下のオンライン書店でご購入できます
お姫さまのアリの巣たんけん/福音館書店
お姫さまのアリの巣たんけん
著 者:秋山 あゆ子
出版社:福音館書店
以下のオンライン書店でご購入できます
世界のカブトムシ/アリス館
世界のカブトムシ
著 者:今森 光彦
出版社:アリス館
以下のオンライン書店でご購入できます
「世界のカブトムシ」出版社のホームページはこちら
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