「妖怪」は言い得て妙|書評専門紙「週刊読書人ウェブ」
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更新日:2018年8月28日 / 新聞掲載日:2018年8月24日(第3253号)

「妖怪」は言い得て妙

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今まで経済の分野にあまり関心を示さず、自分の頭の上で交わされている複雑な数式混じりの高尚な議論のように思っていたが、ちょうど去年の今頃、ものは試しと思い手にとった『クルーグマン教授の経済入門』(ちくま学芸文庫)があまりに面白く、以来経済ものにもしばしば目を通すようになった。

経済については様々議論があるなか、自分が読んできたものはそこまで「新自由主義」という言葉は登場してこなかった。しかし別の議論では批判の対象として頻繁に出てくるため、「新自由主義」という概念を取り巻く非対称性にモヤモヤとした感覚を抱いていた中で『「新自由主義」の妖怪』刊行の情報を得て、今回の対談をお願いした。

「新自由主義」という言葉はある地点からは観測できるが、別の場所からは見えない。
本書のタイトルにある「妖怪」はこの言葉を表現するのに言い得て妙だと感じた。    (Y)
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