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漢字点心
更新日:2018年8月28日 / 新聞掲載日:2018年8月24日(第3253号)

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八月二四日は、地蔵盆。子どものころ、自宅のすぐ近くのお寺に、お地蔵さまの小さな祠があって、地蔵盆の日には子どもにお菓子を配っていた記憶がある。

最近、名古屋の街を歩いていたら、路地の奥にお地蔵さまの祠を見つけた。何かのご縁とお参りしたら、その扁額(へんがく)に、珍しい漢字が使われているのに気づいた。「蔵」の字のところが、「臧」の下に「土」を書いた形になっているのである。

家に帰って調べてみたところ、これは、大きな漢和辞典でないと出て来ない漢字で、「臧」と読み方も意味も同じだという。「臧」は、音読みでは「ゾウ」と読み、「しまい込む」とか「隠す」といった意味を持つ。だが、ここでは、「地」が「土へん」の漢字だから、合わせて使ってみた、という程度ではなかろうか。「蔵」にだって、「冷蔵」のように「しまい込む」という意味があるから、その代わりにこの字を使っても、特段、問題はなさそうである。
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