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本の国へようこそ
更新日:2018年10月16日 / 新聞掲載日:2018年10月12日(第3260号)

本の国へようこそ 第99回 大塚勇三

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八月十八日に九十七歳で死去した児童文学者、翻訳家の大塚勇三さん。『長くつ下のピッピ』をはじめとするリンドグレーンの作品や、プロイスラーの『小さい魔女』、ヨンソンの『小さなバイキング』など、多くの良質な児童文学を日本の子どもたちに届けました。その一部をご紹介します。

スーホの白い馬

あるひママがいいました。
「ひとりでおつかいできるかしら」。
ぴゅるーんと走っていく自転車、つまずいて百円玉ころころ…お店には誰もいません。
大きな声を出そうとしたけれど…。詳密で温かな背景、みいちゃんのドキドキが表情や駆けだす様子に、伝わります。

大塚勇三再話/赤羽末吉画    
48頁・1300円
福音館書店

スプーンおばさんのゆかいな旅

ときどき、ティースプーンぐらい小さくなってしまうおばさん。
おじさんの古い愛車に乗り込み、判じ絵レース出場の旅に出ます。
幾度小さくなってもめげないおばさんは、はぐれ者の動物たちと仲良くなり…。
楽しい歌、大らかな物語。幸せってこういうことかな。

アルフ・プリョイセン作/大塚勇三訳 
134頁・900円
学研プラス

やねの上のカールソン

ストックホルムの当たり前の一家のやねの上に、小さくてまるまる太って偉そうで、空が飛べて、してはいけないことばかりする、全く当たり前でないカールソンが住んでいるのです!
『長くつ下のピッピ』の生みの親が紡ぐ、風変りで愉快な浮かれ騒ぎの物語です。

アストリッド・リンドグレーン作/大塚勇三訳 
264頁・2000円
岩波書店

しあわせなふくろう

食べることと飲むこと、喧嘩ばかりの百姓家の鳥たち。
どうしてふくろうの夫婦は喧嘩をしないの?ふくろうは鳥たちに話します。
春の訪れる喜び、素晴らしい夏、森の秋、静かな冬について。
シンプルなふくろうの言葉に、本当の幸せを考えさせられます。限定復刊。

ホイテーマ文/チャレスチーノ・ピヤッチ絵/おおつかゆうぞう訳 
32頁・1300円
福音館書店

銀座教文館
子どもの本のみせ ナルニア国
℡03―3563―0730
◎選書=ナルニア国・川辺陽子さん
この記事の中でご紹介した本
スーホの白い馬/福音館書店
スーホの白い馬
著 者:大塚 勇三
出版社:福音館書店
以下のオンライン書店でご購入できます
スプーンおばさんのゆかいな旅/学研プラス
スプーンおばさんのゆかいな旅
著 者:アルフ・プリョイセン
翻訳者:大塚 勇三
出版社:学研プラス
以下のオンライン書店でご購入できます
やねの上のカールソン/岩波書店
やねの上のカールソン
著 者:アストリッド・リンドグレーン
翻訳者:大塚 勇三
出版社:岩波書店
以下のオンライン書店でご購入できます
しあわせなふくろう/福音館書店
しあわせなふくろう
著 者:ホイテーマ
翻訳者:大塚 勇三
出版社:福音館書店
以下のオンライン書店でご購入できます
「しあわせなふくろう」出版社のホームページはこちら
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