参|書評専門紙「週刊読書人ウェブ」
マイページで記事のブックマーク!
ログイン
マイページ登録

トップページ

特集

書評

連載

コラム

ニュース

読書人とは マイページ

漢字点心
更新日:2018年10月23日 / 新聞掲載日:2018年10月19日(第3261号)

このエントリーをはてなブックマークに追加
小欄も、今回で連載三〇〇回。長い間、読んでくださっている読者のみなさまに、心からお礼を申し上げる。

さて、その記念すべき回に取り上げる漢字は、「参」。「参加」「参拝」「降参」のように使われるが、契約書や小切手などでは、数の「三」の代わりに用いられることもある。それは単なる当て字ではない。この漢字、旧字体では「參」という形。上部の三つの「厶」は、古代文字では「○」という形をしていて、三つの星を表す。「参/參」とは、もともとは、オリオン座の三つ星を指す漢字なのである。

ふだん何気なく使っている漢字の向こうに、実は壮大な星空が広がっているなんて、ちょっとわくわくする。漢字のおもしろさというのは、こういうところにも潜んでいるのだ。あと一月もすれば、深夜の空にオリオン座が昇ってくるようになる。その中央に輝く三つ星を眺めながら、古代中国で漢字を作った人々に思いを馳せてみては、いかがだろうか。
このエントリーをはてなブックマークに追加
円満字 二郎 氏の関連記事
ok
2019年7月9日
2019年7月2日
ok
2019年6月25日
ok
2019年6月18日
ok
2019年6月11日
ok
2019年6月4日
2019年5月28日
2019年5月21日
漢字点心のその他の記事
漢字点心
漢字点心をもっと見る >
学問・人文 > 言語学関連記事
漢字点心
言語学の関連記事をもっと見る >