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更新日:2018年11月2日 / 新聞掲載日:2018年11月2日(第3263号)

開館70周年記念展示 本の玉手箱 ―国立国会図書館70年の歴史と蔵書―

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The golden legend of Master William Caxton done anew vol.1(Kelmscott Press1892)

国立国会図書館開館70周年を記念する企画展示「本の玉手箱 国立国会図書館70年の歴史と蔵書」展の開幕に先立ち10月17日、報道関係者に向けて内覧説明会が開催された。
第1部 国立国会図書館の70年
本展は、「国立国会図書館の70年」「さまざまな蔵書」の二部構成で展示。

第1部の「国立国会図書館の70年」では、国立国会図書館の歴史を振り返り、明治維新後の明治5年に初めて設置された「書籍館」から「帝国図書館」(明治初めの一時期を除いて戦前は有料であった)に至る国立国会図書館の前身と、昭和23(1948)年開館以降の同館の歩みを年表と明治前期の「書籍館書冊借覧規則」や帝国図書館開館に尽力した田中稲城による意見書の草稿、第二次世界大戦中の資料疎開(およそ30万冊を長野県、山形県に疎開させた)に関わる資料など約30点で紹介。
スポットライトコーナーの大きな本“The birds of America"(大きさは103×68㎝の大型本)
第2部の「さまざまな蔵書」では、「第1章:美しい本・珍しい本」「第2章:どこかで見た本」「第3章:世を映す本」で構成し、およそ4300万点に及ぶ多様な蔵書から特色ある貴重な資料約150点(展示替えを含む)を展示。和洋の博物誌をはじめ、『解体新書』『みだれ髪』といった教科書で見たような本、戦前の内務省検閲発禁図書や大日本帝国憲法(明治22(1889)年発布)、日本国憲法(昭和21(1946)年公布)にまつわる資料なども紹介。「第3章:世を映す本」では、日本の国際連合への加盟に関する会議録や原子炉設置許可申請書、往年の人気テレビドラマの脚本、録音資料等も展示。

戦後すぐの昭和23年、米国の議会図書館をモデルに開館した同館の特徴は、議会図書館と国立図書館の二つの役割を兼ねるところにあり、国会に属する唯一の国立図書館である同館には、(1)国会活動の補佐、(2)資料・情報の収集・保存、(3)情報資源の利用提供という三つの基本的役割がある。また、納本は図書等の出版物の発行者に義務づけられている制度だが、納本制度の運用を担い登録・整理・保存のためのさまざまな業務を行なうのも同館の仕事である。本展では、国立国会図書館ならではの貴重な蔵書や資料を通して、日本の戦後の歩みと歴史の変遷を感じることが出来る。この機会に足を運んでみてはいかがだろうか。同展は入場無料。東京本館(11月24日まで)と関西館(11月30日から12月22日まで)で展示が行なわれる。

【東京会場】

★開催中~11月24日(土)まで、10時~19時(土曜18時まで)、国立国会図書館東京本館新館1階展示室(東京都千代田区永田町1―10―1)、休館=日曜、祝日、11月21日(水・資料整理休館日)、入場無料。

問い合わせは、国立国会図書館利用者サービス部・サービス企画課展示企画係TEL:03・3506・5260(直通)

【関西会場】

★11月30日(金)~12月22日(土)まで、10時~18時、国立国会図書館関西館地下1階・大会議室(京都府相楽群精華町精華台8―1―3)、休館=日曜、12月19日(水・資料整理休館日)、入場無料。

問い合わせは、国立国会図書館関西館総務課TEL:0774・98・1224(直通)

いずれも詳細は国立国会図書館WEBサイトhttp://www.ndl.go.jp/exhibit70/
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