柴田 久美子著 『私は、看取り士。―わがままな最期を支えます』|書評専門紙「週刊読書人ウェブ」
マイページで記事のブックマーク!
ログイン
マイページ登録

トップページ

特集

書評

連載

コラム

ニュース

読書人とは マイページ

新刊
更新日:2018年11月6日 / 新聞掲載日:2018年11月2日(第3263号)

柴田 久美子著 『私は、看取り士。―わがままな最期を支えます』

このエントリーをはてなブックマークに追加
現在、日本人の多くは病院や介護施設などで最期を迎えており、自宅での死は全体の一二%程度。その一方で高齢者の約五五%は自宅で最期を迎えることを希望している。戦後から自宅で看取るという文化が薄くなりつつある現代社会。

本書は「看取り士」として二五年間活動し、二〇〇人以上看取ってきた経験を持つ著者のエッセイ。看取り士とは、死に逝く人の最期に寄り添い見送り、また遺族が悔いを残すことなく故人とお別れができるようにサポートをする仕事。全国に350人ほどいる。内容は著者自身が看取りの現場で経験したこと、最期を迎える方やその家族とのふれあい、そして看取りに対する熱い思いなど多岐にわたる。巻末には医師・鎌田實との対談も収録され、これからの日本社会に必要とされる「地域包括ケア」についても語られる。著者に共感するか否かは読者に委ねるとしても、身近な人を看取る時、その際の心構えとして本書から学ぶことは多い。(新書判・二九六頁・一四〇〇円・佼成出版社TEL:〇三―五三八五―二三二三)
この記事の中でご紹介した本
私は、看取り士。わがままな最期を支えます/佼成出版社
私は、看取り士。わがままな最期を支えます
著 者:柴田 久美子
出版社:佼成出版社
以下のオンライン書店でご購入できます
「私は、看取り士。わがままな最期を支えます」出版社のホームページはこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加
新刊のその他の記事
新刊をもっと見る >
人生・生活 > エッセイ関連記事
エッセイの関連記事をもっと見る >