太田忠司・田丸雅智著 ショートショート美術館 名作絵画の光と闇|書評専門紙「週刊読書人ウェブ」
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更新日:2018年11月13日 / 新聞掲載日:2018年11月9日(第3264号)

太田忠司・田丸雅智著 ショートショート美術館 名作絵画の光と闇

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最も短い形式の小説、ショートショート。ここから作家として出発した太田忠司と、新世代のショートショート作家田丸雅智の二人が、古今東西から選ばれた10点の絵画作品からそれぞれに発想を得た作品20本が並んでいる。

ゴッホの「夜のカフェテラス」は、片方は老夫婦の語らいがラストでは切なくも愛情に溢れた物語となり、もう一方は街の灯りそのものを味わわせるカフェの話となる。また、ムンクの「吸血鬼」は、ゴシックホラーのようなストーリーと、不気味かつユーモラスな話になるなど、作品の面白さはもちろん、二人の作家の名画から浮かんだ発想の違いの妙を味わうことも出来る。

巻末には、刊行を記念して行われたコンテストの受賞者の作品と、同じ絵画作品をテーマに太田と田丸の二人も挑戦した作品も収録されている。

本書には当然絵画作品も掲載されているが、ネットで検索してカラーで作品を鑑賞しながら読むと、一層味わい深いものになるだろう。(四六判・二一六頁・一七〇〇円・文藝春秋)
この記事の中でご紹介した本
ショートショート美術館 名作絵画の光と闇/文藝春秋
ショートショート美術館 名作絵画の光と闇
著 者:太田 忠司、田丸 雅智
出版社:文藝春秋
以下のオンライン書店でご購入できます
「ショートショート美術館 名作絵画の光と闇」出版社のホームページはこちら
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