第28回Bunkamuraドゥマゴ文学賞  受賞記念対談 大竹昭子氏×九螺ささら氏|書評専門紙「週刊読書人ウェブ」
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更新日:2018年12月7日 / 新聞掲載日:2015年12月7日(第3268号)

第28回Bunkamuraドゥマゴ文学賞
受賞記念対談 大竹昭子氏×九螺ささら氏

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神様の住所(九螺 ささら)朝日出版社
神様の住所
九螺 ささら
朝日出版社
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去る十一月十二日、第二八回Bunkamuraドゥマゴ文学賞の授賞式が行われた。今年の選考委員の大竹昭子氏により受賞作に選ばれたのは九螺ささら氏の『神様の住所』(朝日出版社)。授賞式の前に行われた受賞記念対談から一部をレポートする。

       (編集部)
第1回
■書くことの切実さについて

大竹 昭子氏
対談は大竹氏が作品から感じ取った、書くことの切実さについての質問から始まった。受賞者の九螺氏は、文章修行のために十五年前に家を出て一人暮らしを始めたときのことから、表現の器として短歌を選んだ理由、言葉との出会いについてなどを語った。
「向田邦子さんが家を出られて一人暮らしを始めたのが同じ年齢だった。小学生のときにドラマ「阿修羅のごとく」に衝撃を受けて以来、向田さんは目指すところの一つで、今を逃すと同じになれないと思った。以来、小説やいろいろな形態の文章を書いてきて十年前に短歌に出会い書き始めた。感情に溺れるというのは生活者としてはまずいことだが、そのときの私の感情の性質というのは短歌に合っていると思った。言葉の一番最初の衝撃は、幼稚園で渡された教材の本にあった、「軽い機敏な子猫何匹いるか(カルイキビンナコネコナンビキイルカ)」という回文で、目が釘付けになった。言葉の衝撃に感動し、そういう感動を与えられるようなものを作りたいとずっと思っていた」。
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この記事の中でご紹介した本
神様の住所/朝日出版社
神様の住所
著 者:九螺 ささら
出版社:朝日出版社
以下のオンライン書店でご購入できます
「神様の住所」出版社のホームページはこちら
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