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漢字点心
更新日:2018年12月18日 / 新聞掲載日:2018年12月14日(第3269号)

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一二月一四日は、赤穂浪士の討ち入りの日。つまりは、敵役、吉良上野介(きら・こうずけのすけ)が討ち取られた日でもある。

「上野介」というのは官職に基づく通称で、本名は「義央」。この名前、「よしなか」と読むのだとずっと思っていたが、最近の研究では、「よしひさ」と読むのがよろしい、ということになっているらしい。

「中央」の「央」だから「なか」と読む、というのは、わかりやすい。では、「ひさ」と読むのはどこから来るかというと、『説文解字(せつもんかいじ)』という中国の古い辞書に、この字には「久しいという意味もある」と書いてあることに基づく。

「央」には「尽きる」という意味もあり、夜の楽しみがまだ尽きないことを、「未央(びおう)」と表現することがある。名前では、「映」に通じて、「てる」「あきら」などとも読む。「中央」のイメージがとても強いが、なかなか奥が深い漢字なのである。(えんまんじ・じろう=編集者・ライター)
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